故きを温ね(18)雑草園〈1〉北上へ

これまで幾度も耳にし、昨今ではしばしば文字にもしてきた「雑草園」。
2013年6月10日(月)、ついにその敷居を跨ぐことができました。

「雑草園」は、山口青邨先生が慈しまれた杉並区和田本町にあったお住まいのことです。
ご逝去ののち、北上市の日本現代詩歌文学館に移築復元されました。

『雑草園』はまた、先生の第一句集のタイトルでもあります。
新百合AOI倶楽部の分科会活動の1つとして、私たちは2012年春、ブログ「青邨に学ぶ」(http://zassoen24.exblog.jp/)を起ち上げ、『雑草園』の作品鑑賞を始めました(現在は第二句集の『雪国』を鑑賞中)。 

家の中の雰囲気、庭のレイアウトを、こんなんかな、あんなんかなと想像するうちに、

  やはり実物を見てみないと!
  たとえ今は住んでいる人がいなくても……

と思いが募ってゆきました。

そしてチャンスはやってきました。
藍生の全国大会が、今年は松島で開かれたのです。
実は松島行も(恥ずかしながら)私は初めてで、願いが一度に2つかなえられる旅となりました。

6月8日、9日の大会終了後、松島から仙台へ出、北へ行く新幹線に乗り換えて、北上へ。

  夕星やみちのおくへと青田波   正子
  六月の夜風のいろの旅衣

                                     (高田正子)

                            ♪
                            ♪

 
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by shinyurikara | 2013-08-18 18:05 | 故きを温ね  

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