カテゴリ:ご近所めぐり( 7 )

 

ご近所めぐり(7)生田緑地 秋の薔薇

10月24日(水)。
生田緑地では秋の「ばら苑」が公開中です。

日向はぽかぽか。
陰は昨日の雨の気配が残っているのでしょうか。ひんやりしています。
そういえば五月に来たときも雨上がりでした。
雨粒が微塵となって、薔薇の香とともに天へ還っていくような日でした。

今日も眩しいです。

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  冬に入る前の一日きらきらす   正子

秋の薔薇は、五月の薔薇とどこが違うのでしょう。

ひょろりと丈が高い、花も葉も少ない、などなど。
これまで雰囲気では捉えてきましたが、
結局のところ、秋なのだから元気が無くて当然だろう、という気持ちがどこかにあるからでしょう、
正面から向き合ってはいなかったように思います。

咲いている薔薇、咲こうとしている薔薇があります。
一方で、もう咲く気の無さそうな薔薇があります。
花の大きさは、季節もさることながら、種類や栄養のよしあしで変わってきそうです。

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  大輪の薔薇秋冷の襞深く   正子

でも今日、気づいてしまいました。
五月の薔薇と違うところ。

それは――香り方と散り方。

 秋の薔薇ゆふべの雨の匂ふのみ   正子

一輪一輪に香りはあります。
が、苑全体を包み込んで立ち上る香りはありません。
こんなによい天気なのに。

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そして五月の苑を歩いた日は、薔薇の崩れる音に、いくたびもはっと立ち止まったものでした。
今日は……静かです。
笑いさざめいて人々は行き交っているのですけれども。

  一茎の先端に朽ち秋の薔薇       正子
  朽ちながらつぎつぎ咲いて秋の薔薇

秋の薔薇は花期を終えてもそのままそこにあるのでした。

散る力、ということをふと思いました。
五月の薔薇の威勢のよい散り様は、薔薇の力にほかならなかったのではないしょうか。
秋の薔薇は、咲くためだけに力を使い切ってしまったのだと思いました。

  遊園地たりし日溜り秋の薔薇   正子

                                           (髙田正子)



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by shinyurikara | 2012-11-26 15:45 | ご近所めぐり  

ご近所めぐり(6)黒川 蛍の谷戸に棲むものは

6月27日(水)。
梅雨の晴れ間とは、まさにこういう日。

小田急線新百合ヶ丘近辺にも、青田の広がる地域がありますが、
多摩線に乗って黒川あたりまで来ると、自分が今関東圏にいるということを忘れます。
月半ばに新潟の青田を見たばかりの目には、規模の違いは明らかですが、
丘のような山を背に、家の前の田畑を耕すといった風情は、私が生まれ育った田舎とまるで同じ。
ここの空気はやすらげます。

その地へ、今日は蛍吟行にやって参りました。
日のあるうちは青田を吟行し、
そののち腹ごしらえして、降りてくる闇に紛れようという計画です。

午後すこし遅めの集合時刻に、黒川の駅に出迎えてくれたのは、
今日の案内人と愛犬すずまるクンです。

「うちにも“すず”のつく手のかかるヤツ(=長女)がいるよ~」
「あらあ。すずまるは寿々丸って書くのよ」
「うちのすずはね……」

すず違いで親近感を抱く訪問者でしたが、寿々丸くんはお尻を向けてしらんぷり。
柴犬だけあって、くるりと巻きあがった尻尾が自慢! なのかもね……。

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                           photo:寿々丸ママ(2枚ともに)

青田の道もマイペースの寿々丸くん。
でもそうこうするうちに、私は気づきましたよ。
少し遠目の関係に立つと、目を合わせてくれるということに。

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   愛犬はおほかみのかほして涼し    正子

柴犬は、古くからの血を受け継ぐ古代犬種の1つといいますから、
ご先祖の狼の血が濃いのかもしれません。
遠くの寿々丸くんと目を合わせながら、
今年の春、私たちのグループが追いかけたオオカミの一部始終を思い出していました。
   ※参照→ご近所めぐり(3)(4)オオカミをさがして

聞けば、この近くにオオカミヤトと呼ばれる谷戸があるそうです。
今宵向かう蛍の谷戸で、もし黒い影とすれ違ったら……。

蛍を一つつけていたら、そうかもね。


                                       〈髙田正子)


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by shinyurikara | 2012-07-02 14:16 | ご近所めぐり  

ご近所めぐり(5)生田緑地ばら苑

2012年5月23日(水)。

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今日はすばらしくいい天気。昨日の大雨が嘘のようです。

薔薇に宿るあまたの雫だけが昨日の雨の証。
むんむんと苑を覆っているのは、天へ帰っていく雨粒の残り香なのかもしれません。

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なあんて、薔薇にむかうとどうもキザになってしまって、むずむずしてしまいます。

薔薇の句は難しいと皆が言います。
おそらく平常心で詠むことができなくなるからでしょう。
薔薇には平常心でいてはいけない気分にさせられるところがあります。

今年は生田緑地で定点観測をする年です。
春先の梅に始まり、毎月1度ずつ通ってきています。

1月に来たときは、雪のあとでした。
木の階段を滑らないように梅林へのぼり、息を整えていましたら、
人影がひとり、ふたりと……。

  探梅の三人なれば華やぎぬ      正子

2月は立春のすぐあとに。
藤子不二雄ミュージアムが完成したからでしょう。
界隈を走るバスには、おばけのQ太郎やドラえもんでおなじみのキャラクターたちがプリントされていて楽しげです。
内装はどうなっているのかしら。一度確かめてみなくては。

  早春やバスにQちやんドラえもん    正子

3月は、思わぬお客様を迎えました。
前日、俳人協会のパーティーでお目にかかった、わがふるさとの先輩です。
お泊まりだとおっしゃるので、句会にお誘いしてみました。

  あたたかに大テーブルを囲みあふ   正子

4月は春の嵐の翌日でした。

  さえざえと嵐のあとの桜かな       正子

長らく工事が続き、園内至る所が掘り返されていましたが、
そろそろ完成形が見えてきていました。
ベンチやトイレが整備され、賑わいが戻っていましたが、なじんだ噴水は、もうありません。

  改修の成りてなづなの花盛り       正子

そして5月。
薔薇は、「ばら苑」の開苑期間に合わせて見に来ます。

「生田緑地ばら苑」は、閉園となった向ヶ丘遊園内にあったものです。
開苑当時(1958年)は東洋一と賞されたのだとか。
その立地から「秘密の花園」として親しまれている云々と、パンフレットにあります。

今は川崎市が引き継ぎ、ボランティアに支えられて育まれています。
ここへ来るたび、手入れをしたり、記録をとったりしている方々の姿が気になっていましたが、

  薔薇守の証の腰の鋏かな         正子

やっと詠めました。敬意を籠めて。

1年おきとはいえ、同じ時期に同じ場所で同じ種の花と向き合います。
ですが、思うこと、感じることは毎回異なります。

当然ですね。花も、人も、違うのですから。
                                    (髙田正子)


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by shinyurikara | 2012-05-28 18:19 | ご近所めぐり  

ご近所めぐり(4)オオカミをさがして〈その2〉

4月18日水曜日。晴!
今日の好天をずっと祈っていました。

3月に計画した御嶽山吟行が流れ、それでもそのままにしなかった私たちは、
再トライをひと月後の18日に定めました。
その間護符を貼ったお宅を覗きにうろついたりもして「学習」し、
あとは天気を祈るだけとなっていたのです。

週間天気予報がこれほど気になったのは、修学旅行以来!? 
とまでは大げさな言いようですが、こういうわくわく感は、ことに主婦やリタイア組にとって、
自ら求めなければ絶対に得られないものではないでしょうか。
求めなくても生きていくのに差し障りはありませんから、つい他の用事を優先させたりもしています。

もちろん、何をすればわくわくするかは人によりますが、
我ら俳句詠みは、日常から一歩はずれて俳句を詠む機会があれば事足りるという、
非常に経済的な種族なのです。

当日の詳細はグループのHPで→http://park19.wakwak.com/~haiku575/

下界では散り尽くした風情の桜が、御嶽に近づくにつれ、今を盛りに巻き戻っていきます。

  駅ごとの遅き桜をなつかしみ  正子

  花の下にて単線の時刻待ち

そして山上には、なんとまだ蕾すら整っていない裸木の桜が。

ケーブルの山上駅から御嶽神社へは一本道ですが、山中を縫って進みます。
途中桜ばかりの一角があり、枝先がそろってほの赤くなっているのが、印象的でした。
明日にも花芽が噴き出し始めるのでしょう。不思議な明るさに満ちていました。

  枝先のやつと明るむさくらかな  正子

  
山上に祀られる大口真神には、阿吽の狛犬さんならぬオオカミさんたちが侍っています。
畏れ多くもその美形に、もたもたと携帯を向ける私でした。           (髙田正子)

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by shinyurikara | 2012-04-22 14:36 | ご近所めぐり  

ご近所めぐり(3)オオカミをさがして〈その1〉

4月14日土曜日。花の雨。

「ご近所に御嶽山のオオカミの護符を貼っているお宅があるんですよ。
見に行きませんか?」
とHeroさんからお誘いがありました。

待ち合わせは、小田急多摩センターの駅でした。
ですがどういうわけか、終点の唐木田まで行ってしまった私。

改札を出て、すっこーんと明るい空を見あげ、
  約束の時刻前とはいえ、誰も来ていないなんてへんよ
と思うのと同時に、
  あああ、どうして私は唐木田にいるの!!!?
慌てて一駅とって返したのでした。

いきなり何をしているのかしら。
幸いすぐ出る電車に飛び乗ることができました。
改札を出てしまったのが、返す返すも悔やまれます。

  終点の明るき雨の花を見に    正子

私たちのグループでは、3月に御嶽山吟行を計画していました。
たまたま と ふと が重なり、瓢箪から駒のように出来た計画でしたが、
山上は雪が降るような天候のまま。
「参道の雪かきは済ませたけれどねえ」と言われるに及んで、
仕切り直すことにしたのでした。

  詳細はグループのHPに近日UP→http://park19.wakwak.com/~haiku575/

そんなある日、パルテノン多摩(多摩市落合)へ出かけたHeroさんは、
歴史ミュージアムの特別展で、山王下講中による御嶽山代参の映像を目にされました。
代参講というのは、講の代表者が寺社に参詣し、護符を受けることです。
伊勢講、熊野講などと聞くと江戸の匂いがしますが、
戦前までは日常的に行われていたようです。
このあたりには、御嶽講のほか、大山講もあった模様。

ですが、特別展の映像は昭和のものではありません。
撮影日は、つい去年の秋に、代参が現実に行われたことを告げていました。

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山王下というのは、駅を挟んで反対側の地名です。
その足で見に行かれたHeroさんは、
何軒かの玄関脇に、たしかに護符が掲げられているのを、しかと目に焼き付けられたのでした。

  
川沿いに雨の花吹雪の中を歩き、幹線道路を渡ったところに、その家々はありました。
代々この地に暮らしてこられた佇まいの家屋に狼が一匹ずつ、
いえ、表に三匹、勝手口にも三匹、坐す家もありました。

  花濡れて冷ゆ狼の護符もまた    正子

古民家に貼られたまま遺っているのではなく、現代の空気を吸って生きている護符。
降りつのる花の雨に濡れながら、立ち去りかねる思いの私たちでした。

  花冷や傘傾けてから畳み    正子


                                          (髙田正子)

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by shinyurikara | 2012-04-15 00:33 | ご近所めぐり  

ご近所めぐり(2)ちょっと足をのばして

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目黒川の桜。

どこが「ご近所」だ!?
小田急線とは縁もゆかりもないところではないか、と言われてしまいそう。
その理由は最後に。

4月5日、池尻大橋から中目黒を経て、目黒駅まで延々一万歩以上、川沿いの桜並木を歩きました。

池尻大橋をスタートしたのが11時。
途中でお昼をとって、オープンしたての美術館に寄り、目黒まで歩く計画です。

うかうか歩いていたのですが、
「さっそくブログに書く?」と、同行のMayさんに聞かれ、
おお、すっかり忘れておった、ならば写真の1枚なりとも、と、慣れぬ手つきで携帯を操ったのでした。

先週の土曜日は、なかなかの強風。
週が明けて火曜日は、なんと春の嵐。
翌水曜日は、一転快晴、なれど風強し。
そして木曜日の今日もまた。 桜祭の提灯が、風でこんがらかりそうです。

これだけ風の日々が続いたのに、つぼみの桜とは、実に強靱。
今日のあたたかな日差しに、目に見えてほころんでゆきます。

立ち寄ったビストロではお喋りをしすぎたようです。
午後ふたたび花人の流れに加わったときには、すでに満開の風情すら。

  花人の眩しさうなる顔ばかり      正子

 
中目黒を境に、目黒川は随分と表情を変えます。
昔、舟が着いたという場所は、工事中で覆われていましたが、
別の川と合流しているのでしょうか、そこから急に川幅が広くなり、流れもゆるやかになります。

そのあたりにほんの少し、提灯のとぎれる場所がありました。
人も少なく、心なしか花が静かに仰がせてくれる風情でした。

目黒駅近くの雅叙園に落ち着いたころには、皆、脚がまさに棒。

お喋りばかりで句帳を取り出すこともなかったのですが、ここでやはり句会をしておこうということに。
半分眠りそうになりながら(いえ、ほんとうに意識の飛んだ数秒から数分がありました)、むりやり5句。

夕刻、目黒駅へ向かう坂の桜は、やはり風に巻かれつつ、満開となっていました。

  打ち合ひて風のさくらとなりにけり   正子

目黒駅は、私が学生のころ、2年間通学に使っていた駅です。
すでに30年以上昔のことゆえ、面影を探すほうが大変なほど、駅界隈は変わっていました。
それでもときどき「遺物」を発見することもあって。

  さまざまのこと思ひ出す桜かな  芭蕉

電車に乗り込みながら、そんなことを思ったことから、いきなりの定義破りに及んだ次第です。

                                                (髙田正子)


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by shinyurikara | 2012-04-07 20:44 | ご近所めぐり  

ご近所めぐり(1)いつもの場所で俳句

私が俳句をつくるときの「ご近所」とは、小田急線沿線をさします。

更におおざっぱに言うと、
田園都市線沿線は「隣町」の感覚ですが、中央線や京王線の沿線は「あまり知らない町」、
そして東横線沿線は「見知らぬ町」となります。

そのアバウトさで「ご近所めぐり」をいたします。

そうそう、何年か前に寄稿した記事を思い出したのでした。

タイトルは「三つの定点観測地点」。、「俳句文学館」2008年2月号からの転載です。
3つのうち2つが「ご近所」にあたります。

   ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・

 「草庭」とか「草の庭」と呼びならわしている小庭園がある。
自分の庭でもないのに図々しいことだが、毎月通うようになって、かれこれ二年ほどになる。
それ以前にも訪れているから、通算するとかなりの回数にのぼる。
初めて訪れたのは、まだ学生のときだった、と思う。
最近では一年間有効のパスを作ってスルッと入口を抜けている。
パスには写真が貼ってあるので、車の免許証同様、自分の顔の歴史にもなってしまいそうである。

この庭園は東京都墨田区の向島百花園。
藍生の黒田杏子主宰は、会社にお勤めの頃から、
庭園内の座敷を借り切って「仕事をしたり、昼寝をしたり」していらしたそうだ。
我々藍生の会員が「藍生のメッカ」と囁きあう由縁である。

続けて通い、俳句を作ることを通して、見えてきたものがある。
年々歳々花も同じからず、ということである。
同じ句は二度とできない。
それは、対している自分も同じではないからだとも思うが。 

 向島百花園は有り難く賜った定点であるが、そのほかに二つ、この数年の間に得た定点がある。

 初めからそのつもりで通い始めたわけではない。

 九年間の大阪暮らしを終えて、再び関東圏に戻ったのは、九九年の三月末だった。
幼稚園と小学校の転入手続きや、引越しの荷解きを済ませ、
五月に同世代同地域在住の主婦四名で、新しい句会をキックオフした。
子どもたちが学校等から戻るまでに帰宅したい、
縁あって棲みついたこの地域をもっと知りたい、等の理由から、
沿線のスポットをいくつか選び、吟行を重ねた。

 そうこうするうちに、次月の新たな吟行地候補が挙がらないときに、必ず登場するスポットが出てきた。
それが川崎市多摩区の生田緑地である。

 この緑地には、日本民家園やプラネタリウム、岡本太郎美術館等の有料の施設のほか、
菖蒲園、梅林、また、かつて誰それの櫓があったという史跡もある。
近く藤子不二雄の記念館もできるそうな(注:2011年9月藤子・F・不二雄ミュージアム開館)。
とにかく広く、焦点が絞りにくいが、何でもある所だ。
鶺鴒を乗せたまま、つっと岸を離れた氷が、ゆっくり回る様を見届けたりして、
楽しい思いを重ねさせて貰っている。

 また、この句会は今ではメンバーが十名ほどになっているが、
そのおひとりの紹介で通うようになったのが、座間市の谷戸山公園である。
ここは、里山をすっぽり公園にしたような場所で、生田より人の匂いが濃い。
水鳥の渡ってくる池もあり、
早春、ここで鶯の声を聞くと、肩からすうーっと力が抜け、しみじみ安らいだ気分になる。
生田同様、広くて何でもありだが、
泉から湧き出た水が、ちっちと水ぐるまを回すのを聞きながら、お弁当を開くのが私のお気に入りである。

 この句会では生田と谷戸山を一年交替で定点観測する、そう割り切ったのは実は一昨年末である。
去年は谷戸山へ通った。今年は生田の番である。
一年間お預けにするのもひとつのポイントかもしれない。

そこへ行けば俳句モードがONになる。そんな場所が三つもできてとても幸せである。

   ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・

もう4年も前に書いたものですが、相も変わらず同じことを続けています。

今年は生田緑地の年。
プラネタリウムが新しくなって、もうすぐオープンします。
一連の改修工事で、なじんだ噴水は無くなりましたが、民家園も梅林も健在です。

                                              (髙田正子)
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by shinyurikara | 2012-04-07 16:36 | ご近所めぐり